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Special Interview 第1回 和田 治雄監督 | FC大阪

Special Interview 第1回 和田 治雄監督

第1回 和田 治雄監督

第1回目となる今回は、今シーズンより指揮を執る和田治雄監督のスペシャルインタビューをお届けします。

‐4年振りにJFLクラブでの指揮となりますが?
和田監督:前回JFLのチームを率いてから4年が経ちます。その4年間にJリーグのクラブでコーチを務めて、2人の監督の下で仕事ができ、すごく多くを学ぶことができました。JFLでの最初の3年間とJリーグでの4年間は間違いなく、今回の監督業に生かせると思います。

‐チームの印象は?
和田監督:マジメな選手が多いです。ある程度はパスを繋いで、ある程度の攻撃はできるとは思います。昨年からスタイルをガラッと変えることはありません。カウンターからスピードに乗った攻撃というのは大きな武器なので、そういった良い部分は残します。でもそのカウンター攻撃だけではリーグの頂点や上位は狙えないので、それがダメな場合にどうするかというは考えないといけないと思います。

‐選手たちがマジメというのは?
和田監督:こちらが言っていることに対して、選手も取り組もうとしている姿は見て取れます。その姿を見ているとこっちもやらなきゃいけないと感じさせてくれます。

‐Jリーグでは多くの経験を積んできた?
和田監督:JFLで指揮を執る前に、ガンバ大阪にいてタイトルを取るチームの雰囲気。タイトルを取るチームがどんなチームなのかを体感できたのは大きいです。そしてアルビレックス新潟では、2012年に奇跡の残留を経験することができました。厳しい状況の中、難しい環境の中、(降格問題を)乗り切ることができた経験は大きいです。どちらもかんたんに経験できるものではないので、貴重な経験だったと思います。

‐指導法で参考にしているものや、モデルにしているものは?
和田監督:指導者の道で最初に先生となってもらった、ズデンコ・ベルデニック氏の影響は受けています。何人かの監督さんの下で仕事をさせていただいて、それぞれの監督さんの良さは見てきました。あとはそれが自分に合うかですが、1番は師匠であるベルデニック氏の指導法を参考にしています。

‐久しぶりの監督業復帰となりましたが。
和田監督:コーチとはまた違った役割があるので、最初は感覚の部分で戸惑いがありましたが、チームを率いていくなかで、戻ってきました。

‐今年はチームに規律がある?
和田監督:自由を尊重する監督や、規律をしっかりと作る監督など色々なタイプの監督がいると思います。僕は僕が思う最低限のところのルールは作りました。

‐このカテゴリーでは仕事を持った選手もいれば、プロ選手もいる。指導する中で難しさはありますか?
和田監督:疲労の回復に時間がかかる選手や、ケアの時間を取りにくい選手など色々な課題を持った選手たちがいます。その選手たちは個々にコミュニケーションを図りながら、しっかりとケアしていければと思います。ただサッカーをするときはそれを理由にするのではなく、しっかりと自身のプレーをさせるようにしています。サッカーをすることに変わりはないので、難しさは感じていません。JリーグとJFLでカテゴリーが違いますが、JFLも全国リーグなのでそこまで違いはないと思います。

‐FC大阪に期待を寄せるサポーターも増えてきています。
和田監督:やっぱり満員のスタジアムで試合をさせてあげたいと思います。その中でプレーするのはまた違った雰囲気を味わうことができますし、いつも以上の結果を残せるかもしれません。

-2016年シーズンの目標は?
和田監督:シーズンを通して結果を求めたいです。今シーズンだけでなくFC大阪はこれからも続いていくチームなので。今年はFC大阪スタイルを築き上げたいと思います。目先の結果を求めることも大事ですが、クラブの哲学をつくるクラブの歴史に残る戦いをしたいです。

‐開幕節に向けて
和田監督:どの試合も勝てば勝ち点3を積むことができることは同じですが、ホームで開幕戦を戦えることはチームにとって非常にプラスなことが多いです。結果と内容にこだわって戦いたいと思います。見に来てくれたサポーターのため、クラブのために戦いたい。

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文:SoccerNow 澤田悠樹、写真:Shirai Seiji
※発言内容や記録などは掲載当時のものになります。