この度FC大阪は日本財団(東京都港区、会長 笹川陽平)がアスリートと共に社会課題解決の輪を広げていくことを⽬的とし取り組む「HEROs~Sportsmanship for the future~」(以下 HEROs)における「HEROs PLEDGE」へ参画することなりましたのでお知らせいたします。
2024年3月28日に始動した「HEROs PLEDGE」はスポーツ界を横断して使い捨てプラスチックごみ削減に取り組むプロジェクトであり既に34名のアスリート、17組のスポーツ関連団体が参画しています。
FC大阪は新たに18番目のパートナー団体として参画する運びとなりました。
FC大阪では、「試合運営をはじめとしたCO2排出量の算定、可視化」や「脱炭素社会を目標とした『カーボンニュートラルアクション・プラン』の策定」、「OSAKAゼロカーボン・スマートシティ・ファウンデーションに理事企業として参画」するなど、環境問題に対する取り組みを行ってまいりました。
2022年には国内のプロスポーツ団体として初めてSBT認証(※)を取得、2024年には「FC大阪 ACT NOW」プロジェクトの実施と、ファンや自治体、地域企業と連携しながら、積極的に脱炭素及び環境問題への取り組みを進めています。
そのような背景がある中で、使い捨てプラスチックごみ削減を含めた環境問題への先進的な取り組み事例を増やし、ファンや自治体などのステークホルダーと共に活動を拡大させながら、その効果を最大化するために、この度HEROs PLEDGEに参画することとなりました。
FC大阪はHEROs PLEDGEと連携し、使い捨てプラスチックごみ削減を中心とした様々な取り組みを推し進めるとともに、その事例をもとにパートナー含む他のスポーツ団体への横展開や連携による相乗効果を図ることで、スポーツ界全体における取り組みの活性化を目指します。
【FC大阪 代表取締役社長 近藤祐輔 コメント】
「FC大阪は社会のHUB、結節点としてあらゆる社会連携事業に取り組み地域価値の共創、社会課題の解決を目指して参りましたが、それらのアクションを更に活性化させるために本年からFC大阪ACT NOWプロジェクトをスタート致しました。ACT NOWには和訳すると思い立ったが吉日という意味がございますが、まずはクラブで今できることに全力でチャレンジし、企業や地域の行動変容を促していける取り組みにして参ります。この度の日本財団HEROs様との深い連携、相互協力によりそれらのチャレンジの効果を最大化していくとともに、地域社会全体への取り組み活性化を目指して参ります。」
(※)SBT(Science Based Targets) は、パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準(Well Below 2℃)に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの)が求める水準と整合した、5 年~15 年先を目標年として企業が設定する温室効果ガス排出削減目標のこと。
【今後のアクション予定】
FC大阪 ACT NOW プロジェクトマッチ
日 程:2024年11月9日(土)11時〜16時
場 所:東大阪市花園ラグビー場
詳 細:これまで行政、企業、地域社会などあらゆるステークホルダー達の結節点となって社会連携事業に取り組んできたFC大阪が今できる脱炭素アクションをとっていくべくスタートしたプロジェクト「ACT NOW」のアクションの一つとして、当日開催されるホームゲーム開催に合わせてあらゆる脱炭素アクションを実行していきます。
【当日の予定アクション】
①スタジアム電力使用量の項目別可視化の実証実験を実施
②(お子様対象)ごみ問題を学び、スタジアムでの分別に取り組むエコステーション制作ワークショップ
③大阪商工信金との共催「shokoマルシェ」の開催による普及啓発
④スタジアムグルメにPLA容器、紙製容器を導入しエコ循環の実証実験を実施
⑤試合終了後実施、スタジアム周辺でゴミとCO2を回収しよう。
※本イベントでは取材のご希望を受け付けています。
取材を希望されるメディア様は、下記問い合わせ先までご連絡ください。
担当者:FC大阪 事業本部長 小谷
s.kotani@fc-osaka.jp
■「HEROs PLEDGE」プロジェクトとは
「HEROs PLEDGE」は、海洋汚染や異常気象など、地球規模で広がっている環境問題の原因のひとつである使い捨てプラスチックごみをスポーツの興行において削減していくために、プロジェクトの参加者を募り、みんなでアクションしながら削減に取り組むスポーツ界横断のプロジェクトです。2027年度末に主要スポーツの興行において使い捨てプラスチックごみの半減を当面の目標とし、アスリートが起点となり、パートナーアスリートとともに使い捨てプラごみ削減の先進事例づくりに取り組む他、HEROs PLEDGE特設サイト上で提供されるプレッジ(宣言)機能を活用したファンなどの一般生活者への発信、さらにはパートナーのスポーツ関連団体と連携した使い捨てプラごみ問題啓発のためのファン参加型の取り組みなどを実施していきます。本プロジェクトを通して、アスリートやチームから正しい知識とアクションを発信し、海洋ごみ問題や気候変動などの社会課題の解決に繋げ、様々な方がスポーツを安心して実施できるような環境づくりを行っていくとともに、ファン一人ひとりが環境問題に対してアクションを起こすきっかけを作ってまいります。
・「HEROs PLEDE」プロジェクトサイト:https://www.heros-pledge.jp/
・「HEROs PLEDE」公式Instagram:https://www.instagram.com/herospledge/
■「HEROs PLEDGE」参画アスリート・団体(2024年10月15日時点)
アスリート(※五十音順 敬称略):
荒井 daze善正(スノーボード)/安藤美姫(フィギアスケート)/一ノ瀬メイ(パラ競泳)/
伊藤みき(フリースタイルスキー・モーグル)/井上康生(柔道)/井本直歩子(競泳)/
岩崎恭子(競泳)/岩下達郎(3×3)/岡田麻央(3×3)/加藤友里恵(トライアスロン)/
近賀ゆかり(サッカー)/櫛橋茉由(フェンシング)/久保大樹(パラ競泳)/
栗原文音(バドミントン)/五郎丸歩(ラグビー)/杉本一樹(空手)/杉山文野(フェンシング)/
杉山美紗(アーティスティックスイミング)/高梨沙羅(スキージャンプ)/武知実波(サーフィン)/谷川真理(陸上)/田渡凌(バスケットボール)/都筑有夢路(サーフィン)/戸邉直人(陸上)/
鳥谷敬(野球)/中川真依(飛び込み)/長嶋万記(ボートレース)/
根木慎志(車いすバスケットボール)/野中生萌(クライミング)/堀由美恵(ボディボード)/
真壁伸弥(ラグビー)/益子直美(バレーボール)/山田明季(ホッケー)/
渡部暁斗(スキーノルディック複合)
団体(※参画順):
B.LEAGUE(バスケットボール)/Jリーグ(サッカー)/ヴァンフォーレ甲府(サッカー)/
千葉ジェッツ(バスケットボール)/川崎フロンターレ(サッカー)/鹿島アントラーズ(サッカー)/
日本バドミントン協会(バドミントン)/FC東京(サッカー)/FC今治(サッカー)/
日本セーリング連盟(セーリング)/福島ファイヤーボンズ(バスケットボール)/静岡ブルーレヴズ(ラグビー)/大阪エヴェッサ(バスケットボール)/横浜F・マリノス(サッカー)/浦安D-Rocks(ラグビー)/Y.S.C.C(サッカー)/浦和レッドダイヤモンズ(サッカー)/FC大阪(サッカー)
■FC大阪
FC大阪は、地域と共に地域社会の成長と発展に向けた原動力となることをミッションに掲げるクラブです。
Jリーグクラブとして名門クラブへと成長することに全力を注ぐと共に、地域・企業・自治体、そしてファンの皆様など多様なステークホルダーとの結節点となり、サッカーというスポーツが持つ力と可能性を、最先端テクノロジーやサービス等と融合させ、大阪の新たな価値・魅力創造につなげること、そしてSDGsが掲げる世界共通の社会課題解決を果たす、心豊かなまちづくりへ寄与するソーシャルビジネスを経営理念として推進していきます。
この理念に基づき、クラブに関わる皆様と新しいスポーツエンターテイメントビジネスを創造し、ニュースタイルのサッカークラブのあるべき未来社会を構築いたします。
■HEROs Sportsmanship for the future
“HEROs Sportsmanship for the future”は、社会課題解決の輪を広げるためのプラットフォームです。アスリート達の社会貢献活動を推進することで、スポーツでつながる多くの人の関心や行動を生み出す。共感と行動の輪を広げ、社会課題解決に取り組む人を増やし、社会貢献活動を行うことが世の中の当たり前になっていくことを目指すプロジェクトです。
https://sportsmanship-heros.jp/
■日本財団とは
痛みも、希望も、未来も、共に。
日本財団は1962年、日本最大規模の財団として創立以来、
人種・国境を越えて、子ども・障害者・災害・海洋・人道支援など、
幅広い分野の活動をボートレースの売上金からの交付金を財源として
推進しています。
https://www.nippon-foundation.or.jp/