この度FC大阪では、2023シーズンまで主務を務めた南湖凌が退任し、私立盛岡中央高校 野球部コーチに就任することとなりましたのでお知らせ致します。
【南湖凌氏 プロフィール】
氏名：
南湖 凌（NANGO Ryo）
生年月日：
1995/09/20（28歳）
出身地：
大阪府
経歴：
PL学園高校～富士大学～浜松ケイ・スポーツベースボールクラブ～FC大阪（2019年就任）
コメント：
4年前サッカー未経験だった私を主務として受け入れてくださった岡崎取締役副社長兼ＧＭ、FC大阪クラブ関係者の皆様。
4年間素晴らしい経験ができました。本当に感謝しております。
1シーズンを闘えば本当に多くのことを学ぶことができます。調子が良い時や上手くいく時期もあれば、中々思う様にいかない時、勝てない時もあります。チームの矢印がバラバラになり一つにならない時もあります。その時に大事なのは自分を律すること、我慢して努力し続けること、誰かが先頭に立って引っ張りその輪を大きくしていくこと。私は主務として一喜一憂することなく淡々と自分の仕ことをすることだけを心掛けてきましたが、一番近くでチームを客観的に見ることのできる立場としてサッカーだけではなく何をするにしても生きていく上で全てに繋がる大事なことを学ばせて貰えました。
志垣前監督はチームを大きな航海に出る一つの船と良く例えていましたが、まさしくその通りだった思います。
私は4年間このクラブに携わってきましたが、本当に選手がなるべくストレスの無い環境を作ること、スタッフが要求することを出来る限り応えられる様に邁進して参りました。まだまだ足らないことだらけではありましたが、長年このクラブで闘ってきた何名かの選手が変化を感じてくださっていれば満足です。
環境の整備も日々の練習も一人の力ではどうすることも出来ません。力を貸してくださり、ご協力していただける方々が必ず居ます。いつもご協力していただいていた花園ラグビー場、近鉄ライナーズ様、HOSの皆様や花園中央公園管理事務所の方々。練習場含めグラウンドにおける全てのご相談に応えてくださる東興産業様、荷物車であるハイエースを提供してくださったカーショップワンプライス様、夏の暑い日も毎日多くの氷を提供してくださったホテルサンプラザ堺様や「今日も頑張って」といつも声をかけてくださった食堂の方々、ミーティングや補食の場所のご協力をしてくださったノーサイド様、ひとつなぎカフェ様。ホームロッカーにコーヒーを用意してくださったプエンテコーヒー様、ユニフォームや試合で使うタオル、ウェアなどを綺麗に洗濯してくださったモビカ様、あげ出したらキリがありませんが本当に沢山の方々に支えていただきました。
ホームゲームも試合以外の場外やイベントで盛り上げようと働いてくださり、私よりも早く会場に来て試合の荷物の運搬や会場の設営、片付けをしてくださる社員の方々やユースの選手たちが居ます。
日本中のどこに行ってもFC大阪のユニフォームを着て応援してくださるサポーターの方々、一昨年の終盤まではコロナ禍で声出し応援ができなかった分本当に応援の有り難さが伝わります。
ホームもサポーターが増え、今では多くの子供たちと共にゴール裏から力をくださるサポーターの方々。全てが一つになり今のFC大阪があります。
コロナ禍の中で半分の試合数になってしまったシーズン、1年間闘った中で昇格叶わなかったシーズン、常に痺れる試合の中勝ち点を積み重ねて最後昇格をして充実したシーズン、Jリーグの雰囲気と感動と最後には厳しさを味わったシーズン。私にとって全てがこの世界に飛び込んだが故に得ることのできた経験と財産になりました。
選手、スタッフ、社員だけではなくこのクラブに関わる全ての「人」を大切にして、今後クラブが成長し続ける歴史の中で、FC大阪がJリーグに昇格した時とJリーグ初年度を闘った時にマネージャーをしていたということを自慢できる様な大きなクラブになってください。
入れ替わりは多くありましたが、今まで1シーズンでも一緒に闘ってくれた選手、スタッフ、社員の方々。
素晴らしい経験と思い出になりました。
道は違えど共にまだまだ夢や目標に向かって頑張る者同士として切磋琢磨し合いましょう！
4年間本当にありがとうございました。
南湖 凌
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