2月22日（土）に行われました2025明治安田J3リーグ 第2節 FC琉球 vs FC大阪（14:03キックオフ＠タピック県総ひやごんスタジアム）の試合結果をお知らせいたします。
MATCH HIGHLIGHT
風がやや強い中で行われた今季初のアウェイゲーム。
FC大阪としては前節、試合終了間際の失点で勝点3を取り切れなかっただけに、今日の試合はしっかりと勝点3を手にし、今季初勝利といきたいところ。
前節負傷で途中交代となったDF美馬和也に替わってDF舘野俊祐が今季初スタメン。またMF川上竜も加入後初スタメンとなったほかは前節と変更なし。ただベンチ入りメンバーはDF山下諒時、林田魁斗、MF佐藤諒、FW澤崎凌大と4名が入れ替わった。
前半から前に圧力をかけるFC大阪。14分にはMF堀越大蔵の強烈なシュートは相手GK正面、21分にはFW島田拓海のシュートが惜しくも枠を捉えきれないなど、得点のチャンスを作りながらも相手ゴールネットを揺らすことができない。
すると逆に相手の攻撃を受ける時間が増え始めるが、ここは前節Jリーグデビューを果たしたGK山本透衣のファインセーブなどで相手にも得点を許さず、0－0で試合を折り返す。
後半も開始からペースを握ったのはFC大阪だったが、なかなか得点には至らない。60分にMF堀越大蔵に替えてMF利根瑠偉、70分にはMF久保吏久斗、FW島田拓海に替えてMF佐藤諒、FW和田育と攻撃的な選手を入れ替え、攻撃陣を活性化させる。すると78分、相手ゴール前で得た直接フリーキックのチャンス。このフリーキックを佐藤諒が左足で蹴ると、相手ゴールキーパーは一歩も動けず、きれいな弧を描いてゴールに吸い込まれる。佐藤諒の加入後初出場初得点で待望の先制点を獲得したFC大阪。
この後は自慢の守備陣がしっかりと相手の攻撃をシャットアウト。試合を通じて危ないシーンはほとんど作らせなかったFC大阪が0－1で今季初勝利を果たし、勝ち点3を手にした。
監督・選手コメント
・大嶽直人監督
まずはこの遠いアウェイまでサポーターの方々に駆けつけていただき、本当にありがとうございます。そして大阪で応援してくださった、ファン・サポーターの皆様の熱い応援も我々に勇気を与えてくれてこのような結果になりました。
自分たちがアグレッシブにできたこと、そして自分たちのプレーを徹底できたことが非常に良かったと思います。
相手のストロングポイントを抑えながらも、しっかり自分たちが優位に立ちながら試合を進められたのが大きかったです。
交代選手もスイッチを入れてくれて、しっかりとチームのプレーができたことは非常に大きいと思います。開幕戦の教訓を選手たちが生かしてくれて、チームとして大きな自信がついたと思います。
ただ始まったばっかりなので、これからもう1回良い準備をして、またチームとしてしっかり戦えように頑張ってきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
・佐藤諒選手コメント（メディア囲み取材より）
―試合が終わった後、かなり手荒い祝福を受けていたようにも見えましたが、ゴールした気持ちを聞かせてください。
そうですね、素直に気持ちよかったですね。フリーキックという形でしたが、練習通りに蹴れたので、そこは本当に嬉しかったですね。
―禹相皓選手と並んでのフリーキックでしたが、狙いどころはどういったところでしたか？
そうですね、僕のキックの質のところもあるんですが、壁の外よりかは壁の上を越えて落とすという感じで、練習でもイメージ通り蹴っていたので、そこの自信はありました。練習と公式戦とでは雰囲気も緊張感も全然違うので、練習通り蹴ろうという気持ちで臨みました。本当にイメージ通りで、完璧でしたね。
―ゴールキーパーも一歩も動けず、というのは蹴った方も結構気持ち良かったのでは？
サンホくんも立ってくれていたので、キーパーとしては多分あの位置だったら右足で蹴る可能性が高いと感じると思います。そこで左足の僕がちょっと早めに蹴ったということでキーパーも迷ったんじゃないかなと。最高に気持ち良かったですね。
―今季愛媛FCから加入して、現段階でのFC大阪でのアジャスト感というのは個人としていかがですか？
愛媛FCには愛媛FCのチーム戦術があって、FC大阪にはFC大阪のチーム戦術ももちろんあるので、そこに自分が合わせながらも、自分の特徴をどうやって出すのか。ゴール前でのチャンスメイクだったり、その得点に関わるプレーっていうのをもっと試合でもそうですし、練習からもっとアジャストしていけたら、自分の良さをもっと出していけるんじゃないかなと思ってます。
―手応えを掴んだ中で、次の試合へとどんどん続いていく訳ですが、次に向けて一言お願いします。
高知ユナイテッドSCは昨シーズンJFLから昇格してきたチームで、すごい勢いもあると思いますが、自分たちは自分たちのサッカーを貫き通して、アウェイですが圧倒して勝てるようにチーム一丸となって、次の練習から頑張っていきたいなと思います。
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